公務員の仕事

公務員の飲み会事情(パート2)「二次会」という濃いイベントについて

前回の記事では公務員の飲み会事情について書きましたが、ボリュームの関係上割愛したテーマがありました。

それが「二次会」です。
真の戦いは二次会から始まると言っても過言ではありません。

そこで今回は、公務員の本性が暴かれる(?)二次会事情について、お店の種類ごとに書いていきます。

公務員の夜の生態が気になる方は読んでみてください。

※前回の記事はこちら↓からどうぞ。

公務員の飲み会事情を5つのパターンに分けて解説【注意点なども】 公務員の世界では飲み会が盛んです(少なくともコロナ禍以前はそうでした)。 コロナ禍で飲み会がめっきり少なくなりましたが、...

公務員の飲み会、二次会のパターン

二次会のパターンは店の種類で分けると、次の5通りあります。

  1. 居酒屋
  2. カラオケ
  3. 女の子のいる店
  4. バー
  5. ラーメン屋

①居酒屋

一次会で飲み足りなくて普通に居酒屋に行くパターンです。

地方公務員は終業時間が早いので(基本は17:15)、一次会が終わってもまだ20時過ぎ、みたいなことがよくあります。

特に、一次会が偉い方たちもいるような比較的かしこまった会だと、飲み足りず有志で次の店に行ったりします。

出先機関にいた頃は若手の職員が多く、二次会は若手だけで居酒屋に流れ込み痛飲してしまうことがよくありました(汗)

また同期などで集まる場合も、二次会で居酒屋に行くことが多かったです。

ローニン

昔は若かったなー、と思います(アラサーのぼやき)。

あと、どうでもいいのですが、高田馬場あたりにある某私立大学出身者に酒好きが多いのはなぜなのでしょう?(世代を問わず)
当該の大学では「飲み会」とかいう必修単位があるのでしょうか?いまだに謎です。

②カラオケ

二次会でカラオケに行くこともあります。

職場の飲み会でカラオケに行くときに悩ましいのが、歌う曲のチョイスです。

参加者の世代を踏まえ、皆が知っていて、かつそれなりに盛り上がれる曲を選択しなければなりません。

僕は参加者が今の40代くらいまでの世代なら、90年代あたりのミスチルの有名曲を歌っていました。
あとは(歌うのが難しいですが)ユーミンも選択肢の一つでした。

最近、YMOの「君に、胸キュン。」のMVを観て衝撃を受けたので、レパートリーに入れようかと思っています(坂本龍一らのイメージが崩壊しました)。

なお、とある情報筋によると、年長世代もいるカラオケで「外さない」曲は、沢田研二の「勝手にしやがれ」だそうです。

https://www.youtube.com/watch?v=RdZ7o77ltd4

③女の子のいる店

今回の記事で一番書きたかったのはこれです(←)

真面目なイメージのある公務員ですが、二次会で女性のいる店に行くのが好きな職員もいます。

いわゆるチャラい系の人だけでなく、昼間は非常に真面目でお堅いのに、夜になると豹変する人もいるのが恐ろしいところです。

僕が本庁の課にいたときの、50歳くらいの管理職の方がまさにこのタイプでした(若手職員は裏で「夜の帝王」と呼んでいました笑)。

その「夜の帝王」に、かなり強烈な店に連れて行かれたことがあります。
具体的には「フィリピンパブ」、さらには「多国籍パブ」です。

正直、フィリピンパブはもう二度と行きたくありません(笑)
オバサン…、じゃなかったお姉さんたちのつける香水の匂いが強烈すぎて、文字通りむせかえるレベルだったからです。

それにフィリピン女性+夜の帝王のテンションにもついていけず、早く帰りたかった記憶があります。
しかし、世の中にはあのような魑魅魍魎が鎮座するサイケデリックな空間が好きな男性もいるようです。(ゲイバーが好きな人も同じ心理かもしれません)

それに比べると、多国籍パブはなかなか優良なお店でした。
というのも、たまたま僕の隣に座った女性が南米系の美人さんだったからです。

後々聞くと、その店は(夜遊びが好きな)県職員の間では結構有名なところだったそうです。

書いていて思ったのですが、公務員が外国人の女性がいる店に行くことは、個人レベルでODA(政府開発援助)を実践しているのに等しいと言えるのではないでしょうか?

なぜなら、公務員が店に落としたお金の一部は、店の女性を通じてフィリピンや南米など(のおそらく親族)に送金されるからであり、公務員のポケットマネーの原資は税金だからです。

という理屈で、当時お店に連れて行ってくれた「夜の帝王」〇〇さんを擁護してみます(いろいろと連れて行ってくださりありがとうございました)。

また、県内の市町村職員などと一緒に、とある西の方の県に出張したときは、二次会でご当地のキャバクラにも行きました。

そこでの出来事を書くと紙面(?)が足りなくなりそうなので割愛します。

こんな感じで、(男性の場合)公務員になると夜の店への耐性がつきます(笑)
これも一つの社会勉強かもしれませんが、行きたくなければもちろん断っても大丈夫です。

ちなみに、キャバクラ以上のレベルのお店にはさすがに連れて行かれたことはありません(中には自発的に行く人もいますが…)。

④バー

バーでしっぽり飲むこともあります。

僕は公務員を休職して大学院に行く直前に、後輩を行きつけのバーに連れて行ったことがあります。

その後輩も大学院に行きたいとか、できれば留学したいと言っていたので、真面目に進路や今後の働き方などについて話し合いました(一方で「〇〇課の〇〇さんは尻軽女らしい」みたいな低俗な話もしていましたが…)。

少人数で真面目な話がしたいときは、二次会でバーに行くのが最適です。

⑤ラーメン屋

定番のラーメン屋です。

これについては特に書くことはありません(笑)
どちらかというと、三次会として行くパターンの方が多いかもしれません。

公務員は飲むのが好きな人が多い?

ここまで書いてみて改めて思うのが、公務員は(意外と)飲むのが好きな人が多いのではないか?ということです。

昼間は真面目に仕事をこなす一方、夜になると弾ける人が多かったような気がします。

とはいえ、このあたりは部署の雰囲気やメンバー(特に男女比)によって変わりますし、皆が皆飲んだくれなわけではありません(笑)

僕がいた本庁の課はたまたま男性が非常に多く、しかも女性のいる店が好きな人が多かったために、フィリピンパブだの多国籍パブだのに連れて行かれたのだと思います。

これから公務員になる方は、同僚や上司の巡り合わせによっては夜の付き合いが濃くなることを覚悟しておいた方がいいかもしれません

おわりに―二次会は不参加でも全く問題なし―

今回は公務員の飲み会事情の第2弾として、二次会の実態について書いてみました。

公務員のお酒事情に怖気づいた方もいるかもしれませんが、一次会でさっさと帰っても全然大丈夫です。

今の時代、無理に酒の席に付き合わせるのはコンプライアンス的によろしくないですし、断ったために職場で浮いたり、仕事に影響したりすることもありません。
特に既婚者はさっさと帰りましょう(笑)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT ME
ローニン
某県庁で5年働いた後、文系大学院に進学。その後、なんだかんだあって雑文家(令和の三文文士)になってしまったアラサー男です。 公務員関連の情報を中心に書いています。noteもやっています。