公務員の恋愛・結婚

公務員との合コンはつまらない⁉その理由を解説します

はじめに―公務員との合コン、つまらないってよ(グーグル先生の意見)―

公務員の皆さん、悲報です!
グーグル検索で「公務員 合コン」と入力すると、「つまらない」というサジェストが出てきます。

「結婚したい企業」の調査※ではトップにランクインする公務員ですが、なぜ合コンではつまらないと思われてしまうのか?
元公務員で、かつ多くの合コンを経験してきた(?)僕が、その理由を独断と偏見で解説します。

※リスクモンスター株式会社「この企業に勤める人と結婚したいランキング」(2021年8月)参照

なお、この記事では男性の公務員を念頭に書いています。女性の公務員に関しては正直わかりません(笑)

公務員が合コンでつまらないと思われてしまう理由3選

公務員が合コンでつまらないと思われてしまう理由として、次の3つが考えられます。

①マジメでお堅い人が多いから

これは世間一般のイメージに近いと思います。
公務員にマジメでお堅いタイプが多いのは事実です。

合コンに参加するぐらいなら、そんなにお堅いタイプじゃないんじゃない?

こう思う方もいるかもしれません。
それは確かにその通りなのですが、あくまでも「公務員の中では」という相対的な基準での話です。

一般的な基準からすれば、「おカタすぎて話がつまらない」と思われてしまうおそれがあります。

いや、別に真面目なことやお堅いこと自体は悪いことではないと思うのですが(むしろ結婚相手としては最適?)、最低限女性と楽しくお話しするスキルは持っておきたいものです。

たとえば、合コンの場なのに

  • 全然しゃべらない
  • どこか挙動不審
  • 自分の体験談ばかり話す(そしてオチもない)
  • いきなり趣味の株の話をし始める

などなど、ちょっとそれはどうなの?と思う場面にもしばしば出くわしてきました(自戒も込めています…)。

ローニン
ローニン
これじゃあつまらないと思われてもしょうがないですね。

②良くも悪くも安定志向だから

公務員の場合、ほとんどの人は安定志向を持っています。

安定太郎くん

そこまで収入は多くなくてもいいし、仕事に対して特にこだわりもないから、とりあえず将来の心配がない公務員になっておくか。

こういった動機で公務員をやっている人も少なくありません。

もちろん、先行き不透明な今のご時世、安定という要素は非常に大事です。
親御さんも子供が公務員なら安心でしょう。

しかし、人生の中で安定を最優先する人の場合、平均的に見てあまり刺激的な人物ではないと思われます。
そのため、ガチガチの安定志向の人に合コンで面白さを求めるのは難しいかもしれません。

とはいえ、安定志向の公務員が皆、気の抜けたノンアルコールビールみたいな刺激皆無人間とも限りません。
ぶっ飛んだ経歴を持っていたり、考えが面白かったり、その他いろいろとはっちゃけている人もいます。

ただ、そうした人は全体から見ればやはり少数派です。

…なんだか安定志向をディスっているような書き方になっているかもしれませんが、公務員の名誉のために書いておくと、安定志向は決して悪いことではありません。
特にやりたいことがなく、安定のために何となく公務員をやっているとしても、そのことを非難するつもりは全くありません。

特に、しっかりとした家庭を築きたいなら公務員が最適です(親にも胸を張って紹介できます)。
間違っても、公務員を辞めて文筆業という水商売をやっている僕のような人間と結婚してはいけません。

③合コンに参加する公務員は「売れ残り」だから

辛辣なことを書きますが、公務員で合コンに参加する人は「売れ残り」の可能性が結構あります。
なぜなら、公務員の場合、職場に女性がいることが多いからです。

内閣府の男女共同参画局の公表資料(「地方公務員の職種別・男女別職員数(全地方公共団体))によると、平成30年度(2018年度)の地方公務員の男女比は、男性60.4%に対して女性39.6%となっています(全職種の割合)。

平均して職場の約4割を女性が占めているのに、わざわざ外に出会いを求めているということは、職場の女性に相手にされていない可能性が高いと言えます。

つまりは、モテないということです。
モテない人は女性慣れしていないことが多いため、(僕のように)トーク力に問題がある人が合コンに参加しやすいのです。

実際、公務員は職場恋愛や職場結婚する人がたくさんおり、比較的「まとも」な人ほど職場内で付き合う傾向があります(詳しくは以下の記事をご覧ください)。

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もちろん、モテるタイプでも、たまたま恋人がおらず合コンに参加する人もいますが、全体から見るとあまり多くありません。

それどころか、たまに恋人がいるのに(もっとひどい場合は既婚者なのに)それを隠して合コンに参加する輩もいます(笑)
こういう手合いは総じて女性慣れしているので、話は面白かったりするのですが、真剣に出会いを求めている女性からするといい迷惑でしょう。

いずれにしても地雷男子の可能性がそれなりにあるということです。

特に、(僕の経験上)33,4歳以上で合コンに参加している男性には要注意(?)です。
公務員という極めて安定した仕事に就いていながら、その歳まで結婚していないということは…もうおわかりでしょう(笑)

おわりに―解決策:公務員同士で合コンする―

では、マジメでお堅くて女性慣れもしていなくて、職場でモテる気配もない残念な公務員男性(←超失礼)はどうすればいいのでしょうか?

ちゃんと解決策があります。
公務員同士(特に、同じ役所内)の合コンです。

これを合コンと言っていいのかわかりませんが、役所では結構出会いの場があります。
(現在はコロナ禍で少なくなっているかもしれませんが…)

同期同士はもちろん、部署や年次などの垣根を超えた集まりもよく開かれます。
役所内にはそういう場をセッティングするのが好きな人がちょくちょくいるので、知り合いになるなどして思い切って参加してみるのもいいでしょう。

公務員同士なら、公務員になる人はどんなタイプが多いのか肌感覚でわかっているため、変な幻想を持たれずに済みます(笑)

また、公務員は男女ともに安定志向の強い人が多いので、価値観の面でもマッチするはずです。
ぜひ役所内での合コンに参加し、いい人を見つけて安定した家庭を築き、勤務する自治体の少子化や人口減少を食い止めてください!(他人事)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ABOUT ME
ローニン
某県庁で5年働いた後、文系大学院に進学。その後、なんだかんだあって雑文家(令和の三文文士)になってしまったアラサー男です。 公務員関連の情報を中心に書いています。noteもやっています。