はじめに―記事のリライトの必要性に気づく―
4月初めにブログを開設してはや3ヶ月が経ちました。
はじめの頃に比べると、だいぶ書き方にも慣れてきたと思います。
しかし、慣れてくると同時に、ある問題が浮かび上がってきました。
これまで投稿してきた記事にいろいろと穴があることに気づき始めたのです。
そこで、過去記事のほぼすべてをリライト(文章や画像の修正など)することにしました。
今回は、ブログ3か月目にして敢行したリライトの内容を中心に書いていきます。
ブログ(超)初心者の方や、これからブログを始めようとしている方は、よければ参考にしてみてください。
そもそも、なぜリライトが必要なの?
そもそも、なぜ手間暇かけてリライトしなければならないのでしょうか。
主な理由は以下の2つです(厳密にはほかにもありますが、現状で必要なのはこの2点です)。
- 読みやすくするため
- SEOの効果を高めるため
それぞれについて解説します。
① 読みやすくするため
一つは、純粋に読みやすくするためです。
ブログ記事は読みやすさが命。
少しでも読みづらいと、すぐにユーザーが離れ、PV数も低下してしまいます。
ブログは読まれなければ意味がないので、あの手この手を使って読みやすい記事に直していかなければならないのです。
② SEOの効果を高めるため
①とも関連しますが、二つ目の理由はSEOの効果を高めるためです。
SEOとは”Search Engine Optimization”の略で、「検索エンジンの最適化」という意味です。
具体的には、「検索エンジンで上位に表示されるために行う施策」を指します。
検索順位を上げるためには、ユーザビリティの高い記事を書く必要があります。
文章の読みやすさはもちろん大きな要素ですが、何よりユーザーの検索意図を満たしているかどうかが重要です。
なお、SEO対策は凝り始めるときりがないので、今回は最低限のものだけリライトしました(より細かいリライトはまた今度やっていきます)。
リライトした内容6つ
今回リライトした内容は、以下の6点です。
- 文章の校正(誤字脱字の修正・語尾の変更)
- 文章の装飾(太字・マーカー・囲みなど)
- タグの設定
- パーマリンク(URL)の変更
- 画像の容量縮小
- スマホ画面に独自のメニューを設置
① 文章の校正
まずは最もシンプルな作業として、文章の校正を行いました。
誤字脱字を修正したほか、語尾を適宜変更していきました。
具体的には、同じ語尾の文が3つ連続しないよう修正する作業です。
例えば、「~ます」が続いたら次の文は「~です」などに変えます。
同じ語尾が続くと読み手に違和感を与えるので、こうした修正が必要なのです。
② 文章の装飾
太字やマーカー、囲み(ボックス)といった文章の装飾はこれまでも行ってきましたが、よりこまめに装飾していきました。
というのも、スマホ画面で見ると装飾が少ないように感じたからです。
PCは表示範囲が広いので装飾が目につきやすいのですが、スマホの画面だと装飾が見当たらない状態になりやすくなってしまいます。
装飾のない文字が長く続くと読者が飽きてしまう恐れがあるので、より細かく装飾をほどこしていきました。
とはいえ、装飾を入れすぎるとゴテゴテしてかえって読みにくくなってしまうので、バランスが大事です。
③ タグの設定
カテゴリーとは別に、各記事にタグもつけていきました。
「タグ」とは、記事ごとにつける付箋のようなもので、たいてい記事の下に表示されます(このブログでもそうなっています)。
「カテゴリー」よりも細かいキーワードを設定でき、読者がタグをたどって別の記事を探しやすくなります。
適切に配置すれば回遊率や滞在時間のUP=SEO上の効果を期待できるので、一つ一つ地道につけていきました。
しかし、この「適切に配置する」というのがなかなか難しいことに気づきました。
というのも、手当たり次第にタグをつけていくと、一つのタグに一つの記事しか対応していない、みたいな状態になってしまうからです(現にこのブログでも、若干そうなっているタグもあります)。
そうすると回遊率のUPが見込めないので、SEO上の効果はなくなってしまいます。
④ パーマリンク(URL)の変更
すべての記事のパーマリンクも変更しました。
パーマリンクとは、ページごとに設定したURLのことです。
日本語で設定するとエラーが出やすいというのは知っていたため、もともとローマ字で設定していました。
しかし、(例えば「koumuin」のように)日本語の単語をローマ字で表記していたため、改めて見てみると非常に読みづらいことに気づきます。
そこで、パーマリンクを全て英単語に変えました。
こうすることで、ユーザーがURLを見ただけでどんな内容のページなのかイメージしやすくなったと思います。
つまり、パーマリンクに配慮することで視認性=ユーザビリティが向上するということです。
パーマリンクは直接SEOには影響しないとも言われていますが、ユーザビリティが向上すればPV数の増加にもつながります。
また、クローラーがURLの構造(=どのような記事なのか)を認識しやすくなるというメリットもあります。
そのため、間接的にはSEO効果を見込めるのです。
なお、パーマリンクは長すぎると良くないらしいので、基本的には3語以内に収めています。
⑤ 画像の容量縮小
ページの先頭や途中に入れる画像の容量も縮小しました。
というのも、画像の容量が大きすぎるとページの読み込みに時間がかかり、その間にユーザーが離れてしまうおそれがあるからです(スマホの場合、特に読み込みに時間がかかる可能性があります)。
そこで各記事の画像を一つ一つ点検し、容量が大きすぎるものはピクセル数を減らし、サイズを縮小しました。
とりあえず、1画像あたり100KBくらいになるよう縮小していきました。
⑥ スマホ画面に独自のメニューを設置
スマホユーザーの操作性・視認性を高めるため、スマホ画面の右下にメニューボタンを設置しました。
このボタンをタップすると、(「公務員関連」・「書評」など)記事のカテゴリーが表示されます。
カテゴリー自体は各ページの下部やトップページにもあるのですが、ユーザーが気づかない可能性があるため、常にページに表示されるメニューボタンを設置し、ユーザビリティの向上を図りました。
右手の親指でタップしやすい位置にあるのもポイントです(これはデフォルトの設定ですが)。
おわりに―PV数の増加と相乗効果―
こうしたリライトを6月中頃から徐々に進めていった結果なのか、PV数が少しずつ増え始めてきました。
SEOチェキで確認すると、いくつかのワードで明らかに検索順位が上がってきています。
開設から3ヶ月経ち、グーグル先生(AI)がようやくこのブログの存在に気づき始めたのかもしれません。
ちなみに、こうしたリライトの知識はWebライティングの仕事を通して少しずつ身につけていきました。
ブログの経験をライティングの仕事に生かし、ライティングの仕事で学んだ知識をブログに生かすという意味で、相乗効果が生まれつつあります。
なお、リライトはいつでも自由にできるので、何度も繰り返すことで記事の質が高まっていきます。
こんな感じで、今後も適宜リライトをしつつブログを継続していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。