コロナ禍によるテレワークの普及などで、「コワーキングスペース」に興味を持っている人も増えているのではないでしょうか?
僕もフリーランスの立場になって半年経ちますが、基本はコワーキングスペースで仕事をしています。
そこでこの記事では、自分自身の経験を踏まえ、コワーキングスペースのメリットやデメリットなどを解説していきます。
コワーキングスペース探しに役立つサイトなども紹介していますので、興味のある方は読んでみてください。
コワーキングスペースって何?
コワーキングスペースとは、個人が会社や自宅以外で仕事などをするための共有スペースです。
机やイスなどの基本的な設備が揃っており、パソコンを持ちこんで作業したり、勉強したりできます。
パソコンでの作業や勉強などに集中できるよう、会話や電話が禁止のところもあれば、OKなところもあります(1つの施設内に両方のエリアが設けられている場合もあります)。
どちらの場合も基本的にはフリーアドレスで、カフェのように空いている席をその都度利用するスタイルです。
利用料金は月額で1万~1万5千円くらいが相場ですが、中には数千円のところも(僕が使っているところは1万円弱です)。
月単位ではなく1日や1時間単位で利用できるところもあるため、利用目的や働き方によって適したプランを選べるのも魅力です。
なお、コワーキングスペースと似た施設として「レンタルオフィス」というものもあります。
こちらは自分専用のスペースを使えるのが特徴で、多くの場合個室が用意されています。
個人で仕事をする目的以外にも、(広い個室なら)複数人で会社の事務所として利用することも可能です。
自分専用のスペースを確保できるため、コワーキングスペースよりも料金は割高ですが、一般的な事務所を借りるよりは費用を抑えられます。
ただ、会議室などは他の利用者と共用するのが一般的です(そのため、あらかじめ予約しておく必要があります)。
コワーキングスペースのメリット5つ
コワーキングスペースには、主に以下のようなメリットがあります。
1.オンとオフの切り替えができる(仕事に集中しやすい)
一番大きなメリットは、オンとオフの切り替えができる点です。
僕は自宅だとあまり集中できないタイプなので、基本的にはコワーキングスペースで仕事をしています。
カフェなどの選択肢もありますが、
- あまり長時間利用できない
- 席の確保が難しいときがある
- 騒がしくて集中できないときもある
といった難点があるので、やはりコワーキングスペースのほうが快適です。
コワーキングスペースだと適度に周りに人がいて、皆それぞれの作業に集中しているので、自然と「自分も仕事をしなきゃ」という気になります。
2.いろいろな設備が整っている
机とイスだけでなく、いろいろな設備を利用できるのも良い点です。
たとえばWi-Fiは利用料金の中に含まれていて使い放題ですし、コピー機やロッカーなども利用可能です。
僕の利用しているコワーキングスペースには無料のドリンクバーもついています(なのでカフェに行く必要性がなくなりました)。
もちろん各席にはパソコンやスマホの電源もあるので、いくらでも仕事ができます。
3.通信費などがかからない(もちろん光熱費も)
施設のWi-Fiを利用できるので、月額の料金さえ払えば通信費を気にしなくていいのもメリットです。
また、自宅で仕事をしているとパソコンや冷暖房などで光熱費がかかりますが、コワーキングスペースなら当然かかりません。この点も地味にうれしいです。
4.登記や郵便ポストの利用もできる(ただし、プランや施設による)
会社を立ち上げてコワーキングスペースを拠点とする場合、コワーキングスペースの住所で登記ができるサービスや、郵便物を受け取れるサービスなどもあります。
ただし、これらはオプションとして追加料金がかかる場合や、施設によっては対応していないこともあるので、事前によく確認しておいた方がいいでしょう。
5.交流会などがあるところも
施設によっては利用者同士で交流会を催しているところもあるようです。
コワーキングスペースにはさまざまな仕事をしている人がいるので、交流会によってできた人脈を通じて、新たなビジネスが生まれる可能性もあります。
交流会の有無や頻度は施設によってまちまちなので、他の利用者との交流を期待している方はそういったイベントが盛んなところを選びましょう(ちなみに、僕の利用しているところではほとんどありません)。
コワーキングスペースのデメリット3つ
一方で、コワーキングスペースには以下のようなデメリットもあります。
1.費用がかかる
当たり前ですが、コワーキングスペースには利用料がかかります。
快適な仕事空間を手に入れるための対価ですが、どの程度の額なら払ってもいいと思えるかは人によってまちまちでしょう。
ただし、フリーランス(個人事業主)なら料金をすべて経費扱いにできるので、個人的にはあまり大きなデメリットではないと思っています。
2.都市部にしかないことが多い(通うのが大変な可能性も)
コワーキングスペースは近年増えつつあるとはいえ、基本的には都市部に集中しています。
そのため、地方在住の場合「そもそも近くにコワーキングスペースがない!」という方も少なくないと思います。
また、都市部の中でもオフィス街などに立地していることが多いため、自宅から通うのが大変な方も多いかもしれません。
ちなみに、僕が利用しているコワーキングスペースは某都市の繁華街に立地していますが、自宅から3,4キロの距離なので自転車で通っています。
3.話し声や物音などが気になることも(特に混んでいるとき)
施設や時間帯などによっては利用者が多く、話し声や物音などが気になることもあります。
特に、タイピング音が異様に大きい人がいると結構気になります。
公務員時代にもそういう人がいましたが、そんなYOSHIKIのドラムみたいに全身全霊で叩かなくてもいいのに…と思ってしまいます。
とはいえ、利用者が多い時間帯は限られていますし(だいたい夕方が混んでいます)、会話や通話が禁止のスペースを選ぶことである程度解消できます。
おすすめのコワーキングスペース「ビズコンフォート」
数あるコワーキングスペースの中で、特におすすめなのが「ビズコンフォート」です。
なぜビズコンフォートをおすすめするかというと、単純に僕が利用しているからです(!)
いや、これだと何の魅力も伝わらないので(笑)、おすすめポイントを以下に書いていきます。
- 24時間365日、自分の好きな時に好きな場所で働ける
- 全国に90拠点以上を展開
- 静かで集中できる環境なので、自習室としても使える
- 月2,200円~利用できるプランもあり
僕はすでに半年利用していますが、非常に満足しています。
特に、24時間いつでも使えるのと、フリードリンクがついているのが最高です。
土日祝のみ1拠点だけ利用できるプランから、全国すべての拠点を使い放題のプランまであるので、各自に合ったプランが見つかるはずです(僕は1拠点のみ全日使えるプランにしています)。
興味のある方は以下のバナー↓からアクセスしてみてください。
レンタルスペースの契約もこちら↓からできます。
コワーキングスペースを探している人におすすめのサービス
「いろんなコワーキングスペースをよく調べてから決めたい!」
「自宅の近くにどんなコワーキングスペースがあるのか知りたい!」
このような方におすすめなのが「Hub Spaces(ハブスぺ)」というサイトです。
賃貸物件を探すように、全国のコワーキングスペースやレンタルオフィスを検索でき、ランキング形式で表示されるのが特長です。
- 値段やエリアなど必要条件で検索できる
- Googleのレビュー・口コミを自動取得して表示
- お気に入りや検索履歴機能もあり
- 都道府県単位だけでなく、駅単位でのおすすめランキングもあり
料金プランやサービスの詳細なども網羅されており、非常に使い勝手が良いので、ご関心の方は以下のバナー↓からアクセスしてみてください。
まとめ―フリーランスやテレワークにはコワーキングスペースがおすすめ―
今回はコワーキングスペースを利用するメリットなどを解説してきました。
まとめると以下のようになります。
- コワーキングスペースとは、個人が仕事をするための共有スペース
- オンとオフの切り替えができるので、仕事がはかどりやすい
- コピー機やロッカーなど、いろいろな設備が整っている
- ただし、居住地によっては通うのが大変な可能性も
- フリーランスやテレワークをしている会社員のほか、自習室を探している人にもおすすめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。