雇用や給料が安定していて、社会的信用度も高い公務員は、結婚相手として非常に人気※です。
けれど、身近に公務員の異性がいないし、どこで出会えばいいかわからない!という方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、元某県庁職員の僕が、公務員と出会う方法や場所について解説します。
結婚相手の候補として公務員と出会いたい方は参考にしてみてください。
※リスクモンスター株式会社の調査(第11回「この企業に勤める人と結婚したいランキング」)によると、男女ともに1位が地方公務員、2位が国家公務員となっています。)
公務員と出会う方法
公務員と出会う方法として、代表的なものから順に挙げていくと以下のようになります(僕の主観も多少入っています)。
- 合コン・友人の紹介
- 結婚相談所
- 地元のイベント・お祭りなど(地方公務員の場合)
- 大学の同級生・サークル仲間など(青田刈り)
- 役所近くの飲食店(飲み屋・カフェ・バーなど)
- 自分が公務員になる
①合コン・友人の紹介
最もよくあるのが、合コンや友人の紹介です。
特に、学生時代の友人で役所に勤めている人がいればチャンスです。
頼み込めば、同期や同じ部署の同僚と出会う機会をセッティングしてくれるでしょう。
友人のツテなら自分に合った人を紹介してくれることも期待できます。
ただし、公務員との合コンはつまらないと一部では(?)ささやかれています(笑)
(実際、グーグル検索で「公務員 合コン」と入力すると「つまらない」というワードがサジェストされます)
公務員の合コン事情については以下の記事で解説しているので、興味のある方は読んでみてください。
②結婚相談所
結婚相談所で出会う方法もあります。
相手を職業で絞れ、かつお互い真剣な出会いを求めているため、確実に公務員と出会えるはずです。
中には公務員メインの結婚相談所もあります(たとえば「官公庁マリッジ」など)。
それなりに料金がかかるのがネックですが、出会い方としては正攻法でしょう。
結婚相談所というと年齢層が高い人が多いイメージもありますが、20代から30代前半くらいで登録している人もいないわけではありません。
リクルートブライダル総研の「婚活実態調査」によると、結婚相談所を利用したことのある20代の割合は4%ほどとなっています。
割合自体は少ないですが、利用している若い人も多少はいるということです。
実際、僕の同期(男性)でも、20代半ばにして結婚相談所に登録している人がいました。
ちなみに、以下のサイトでは無料の「結婚フィーリングテスト」を受けられます。
質問に答えるとお相手候補の診断結果などを確認できるので、本格的に結婚相談所を利用する前に受けておくと、婚活の役に立つはずです(↓のバナーから診断できます)。
③地元のイベント・お祭りなど(地方公務員の場合)
地方公務員の場合ですが、地元のイベントやお祭りなども出会えるチャンスです。
特に、単なる参加者側としてではなく、企画や運営側に入ることをおすすめします。
というのも、地方公務員は「地元密着型」の人が多く、プライベートの場で地域の催しに関わっていることも珍しくないからです。
公私ともに地元のために頑張るこのタイプの人は、まさに「地方公務員の鑑」です。
将来的には「地元の顔役」として頭角を現す可能性もあるので、出世魚といえるかもしれません。
なお、想像がつくかもしれませんが、この出会い方は都市部よりも地方でよく見られます。
④大学の同級生・サークル仲間など(青田刈り)
大学時代(もしくは公務員試験対策の専門学生時代)に公務員志望の人と付き合う手もあります。
俗にいう「青田刈り」です。
インカレのサークルに入れば、他大学の公務員志望者とも知り合える可能性が高まります。
ただし、100%公務員になる保証はないことや、(僕のように)公務員になれたとしても辞めてしまう可能性があることには要注意です。
なお、僕が独自に調べたところによると、公務員になる人が多い学部は圧倒的に法学部です。
また、私立より国公立の方が公務員になる人の割合が高い傾向があります。
このあたりは以下の記事でまとめているので、興味のある方はあわせてご覧ください。
【私立編】
【国公立編】
⑤役所近くの飲食店(飲み屋・カフェ・バーなど)
意外と知られていないかもしれませんが、役所の近くの飲食店で出会う可能性もあります。
たいていどの都道府県にも、県庁所在地には官公庁が集まるエリアがあります。
県庁を中心に、県警本部や裁判所、国の出先機関などが固まっているのがよくあるパターンです(市役所は別のエリアにあることも)
そして官公庁エリアの周辺には飲食店が多く立地しており、仕事終わりに一杯やりに来る公務員が結構いるのです。
そうしたエリアにある店の中でも、おすすめは客と店員、もしくは客同士の距離が近いこじんまりとした店です。
というのも、場合によっては店主や常連さんが気を利かせてくれる可能性があるからです。
ただし、どちらかというと年配の人が多い傾向があるので、出会う方法としてはそこまで有効ではないかもしれません…。
若い人がいそうな店を探すのがいいかもしれませんね
ちなみに僕の経験上、公務員はパリピがたくさんいそうなイケイケな感じの店は避ける傾向があります(笑)
値段設定としては高過ぎず、かつ比較的落ち着いた感じの店が狙い目(?)です(特にバーなど)。
⑥自分が公務員になる
いろいろと紹介してきましたが、結局は自分自身が公務員になるのが一番いい方法です。
公務員は職場恋愛や職場結婚が多いので、どうしても公務員と結婚したい人はこれが最適だと断言できます。
※公務員の職場恋愛事情については以下の記事で解説していますので、興味のある方はあわせてご覧ください。
でも公務員試験って難しそうだし、簡単にはなれないんじゃない?
こう思われる方もいるかもしれませんが、非正規の職員として働くという方法もあります。
正規職員に比べると給料が低く、数年で契約が終わってしまう点が大きなネックですが、公務員と結婚するという目的なら十分ありです(個人的には、非正規の公務員も正規職員として雇うべきだと思うのですが、この記事のテーマからは外れるので脇に置きます)。
実際に、僕の同期の中で指折りのイケメン君は、同じ部署の非正規職員の女性と付き合っていました。
また、40代の非正規職員(女性)と50歳くらいの正規職員(男性)が結婚するパターンもありました。
なので、婚期を逃した女性(←超失礼)も諦めないでください!
マッチングアプリはあり?
「公務員 結婚 出会い」などのワードで検索すると、マッチングアプリをおすすめするサイトがよく出てきます。
しかし、元公務員の立場から言わせてもらうと、マッチングアプリはあまりおすすめしません。
なぜかというと、顔や居住地などをオープンにするマッチングアプリでは身バレする可能性があり、公務員は身バレを嫌うからです。
公務員は社会的信用や体面を非常に重視するため、こうしたリスクを冒したくありません。
要は、プライベート(特に異性関係)でチャラけることはなるべく避けるということです(一部例外はいますが…)。
かりにチャラけるとしても、バレないよう細心の注意を払います(特に役所内の異性の職員にバレるのを非常に嫌います笑)
こうしたことから、身バレするリスクのあるマッチングアプリを利用する公務員は少ないと考えられるのです。
マッチングアプリで公務員と自称している人の中には、職業を詐称している不届き者もいるので注意しましょう。
おわりに―公務員と出会う方法は意外とある―
今回は公務員と結婚したい方に向け、公務員と出会う方法について書いてみました。
普段役所で手続きをする以外に公務員と接する機会がない方も多いと思いますが、ここで紹介したように、出会おうと思えばいろいろと方法はあります。
ぜひ公務員とのいい出会いを見つけ、安定した家庭を築いてください!(辞めたので他人事ですが)